山里のみち
山里のみち
県境から、山道を登ると大坂峠展望台にたどり着きます。そこでは、まっ青な瀬戸内海を一望できます。再び山みちに入ると石畳のみちになります。昔阿波の国から讃岐の国や都へ行きかう人が通ったこのみちは、当時の交通の要所として今も石畳で保存されています。峠を下ると山間のみかん畑にさしかかり集落が見えてきます。集落に入るところに、昔の番所「御番所跡」があり交通の要所であったことがしのばれます。
山里のみち(8.4km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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四国のみち最終地点
「四国のみち」の全長は約1,600kmですが、ここ犬伏はその最終点です。終点近くの諏訪神社の裏山には、かつて県内でも屈指の大規模な古墳がありました。ここには、日本伝説「阿波の巻」に記載されている「膳や椀を借りる」おもしろい伝説も伝えられています。
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蔵佐谷の瓦経塚
蔵佐谷の雑木林のなかに、県史跡である瓦経塚があります。瓦経というのは平安時代末期に仏教の衰滅(末法思想)をおそれて瓦に経文を刻んで地中に埋納したものです。ここから発掘されたものには天仁2年(1109年)の刻名があり、法華経などの経文が刻まれており、本県最古の金石文です。
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板野町歴史文化公園
町の丘陵地に作られた緑豊かな公園はピクニックにもってこいのスポットです。施設として、図書館と文化ホールを備えた文化の館や、道をテーマにした彩の館があります。また、空想の恐竜イタノザウルスが出迎えてくれる祭りの広場、竪穴式住居や高床式建物を復元した郡頭の郷、だるま窯を再現している五穀の広場があります。
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大坂口御番所跡
かつて徳島藩が各所においた番所の中で、もっとも重要な関所がこの阿讃の要所にあたる大坂口番所であった。正保元年(1644年)に設置され、明治5年(1872年)に廃止されるまでの約230年間、通行人と物資の出入りを見張ったところです。
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大坂峠展望台
標高約400mで板野町の北限の高台であり、瀬戸内海国立公園を眼下に見下ろす風光明媚な所です。大坂峠から瀬戸内海にかけての地域を、昭和25年に瀬戸内海国立公園に指定し、昭和32年から特別地域として保護及び利用の規制を行っています。