愛媛県 四国のみちガイド

雲辺寺へのみち

雲辺寺へのみち

愛媛県の四国のみちの中で、東端のコースです。香川県にある四国八十八箇所霊場六十六番札所の雲辺寺に繋がります。起点は四国中央市川滝町下山、国道192号との交差部になります。起点から香川県・徳島県・愛媛県の3県境方向に進み、終点は県境で、そこから先は香川県が管理する四国のみち「阿讃県境山稜のみち」に繋がっています。愛媛県側の「雲辺寺へのみち」の延長は約4.0km、香川県管理の「阿讃県境山稜のみち」は約7.3kmです。途中までは舗装された林道で、終点近くの約300mは未舗装の山道に変わります。林道の幅員が狭く、また、落ち葉等が堆積していますので、普通車より大きい車の利用は難しいでしょう。起点は山間の田園風景で、終点間際の山道は勾配の険しい道です。靴は運動靴か登山靴を準備したいところです。このコースを利用している時には気づきませんが、コースの下に、高速道路・徳島自動車道路の新境目トンネル(長さ2,794m)が通っています。

雲辺寺へのみち(4.0km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

県境[案内板]

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

  • 1
    起点

    国道192号の交差部、七田。近くには七田のバス停があります。案内標識と指導標が設置されています。国道192号から木製の指導標が示す北西方向にお進みください。

  • 2
    金生川

    起点付近に流れる小さな川は金生川と呼ばれ、徳島県との県境付近に源を発し、四国中央市川之江町で三島川之江港に流れる川です。このあたりでは勾配のきつい渓流のようですが、下流に行くに従い大きな川幅へと変わります。四国中央市の「川之江」という地名の由来は、この金生川の河口付近を指す地名として発生したと言われています。1970年代は水質汚濁で問題になったこともありましたが、現在では汚染も改善され、市民による鮎の放流も行われています。

  • 3
    誘導標

    四国のみちに設置された誘導標。目印として設置されたものです。四国のみちを歩いて不安になった時に見つかると安心します。

  • 4
    指導標と雲辺寺の行先

    ここからの進む道は、林道から離れて雲辺寺方向の看板が示す山道に進んでください。舗装されていない山道で、登り始めて約300m先が四国のみちの終点になります。

  • 5
    終点

    終点には案内看板、各種標識、ベンチを設置しています。案内看板は愛媛県側に建てられており、ここから先は、香川県管理の四国のみち「阿讃県境山稜のみち」に接続、下り道になります。香川県管理の四国のみちですが、この終点は徳島県と愛媛県の県境。「阿讃県境山稜のみち」コースは、香川県と徳島県の県境沿いを歩く道で、徳島県と香川県を出たりはいったり。このあたりは、香川県・徳島県・愛媛県の3県境付近です。3県境にも近いので行って見るのも良いでしょう。3県境へは、終点の案内標識の背後から緩やかな登り道を進みます。知っている人が歩いたのか、林の中に人が踏みしめた形跡がある道を10分程度歩くと到着します。その道は愛媛県と徳島県の県境を辿り、国土調査で設置された県境を示す境界杭が数メートルピッチで設置されています。ほぼ尾根沿いに設置され、それを見ながら往復すると良いでしょう。

  • 6
    3県境

    四国のみちの終点から歩いて約10分、徳島県、香川県、愛媛県の3県境があります。頂上には国土地理院の三角点が設置され、誰が建てたか3県境の標識があります。見晴らしが良いわけではありませんが、林の中にひっそりと少し広めの空間があります。体力と時間に余裕があれば立ち寄っても良いでしょう。

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

各県担当課へのお問い合わせはこちら ▶ 愛媛県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県