徳島県 四国のみちガイド

自然林を訪ねるみち

自然林を訪ねるみち

嵯峨峡の清流を上流に進むとみかん畑も少なくなりスギ、ヒノキの林となり、間もなくシャクナゲの大群生に囲まれた徳円寺に着きます。
徳円寺を後に、稜線に向かって進むと野鳥の声がよく聞こえてきます。やがて、杖立権現越につきここからなだらかな稜線が続きます。アセビ、ガマズミ、ネジキの中にオンツツジ、ミツバツツジの群落が目につくようになります。稜線の道が終わると婆羅尾峠に出ます。林道を進んでいくとスギ、ヒノキの木立の中から徳島市を望むことができます。林道から下ると小さな滝が連続している八多五滝に出ます。やがて、車道に出ると山里の畑には梅やミカン、スダチ、ユズ等の果樹園が続きのどかな山村の風景になります。小高い所に農村歌舞伎の野舞台が保存されており八多の文化にふれることができます。

自然林を訪ねるみち(15.8km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

杖立権現越と婆羅尾峠の間にある標識

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

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    嵯峨峡

    園瀬川の支流であり、山肌にみる初夏の新緑、秋の紅葉は一段と美しく奇岩が点在する渓流には川魚の女王アメゴが放流されています。

  • 2
    徳円寺のシャクナゲ

    徳円寺は文政7年(1824)、徳円上人の開基であり、庭園のシャクナゲ、苔が見事です。毎年5月頃になると、寺の前庭から裏山にかけて数百本のシャクナゲが咲きます。シャクナゲは深山の渓側に生えるツツジ科の常緑低木で、花は紅紫色で径約5cm、前年枝の先端に多数の花をつけます。この時期になると多くのハイカーや家族連れが訪れ、山水画でも見るような景観を楽しんでいます。

  • 3
    杖立権現越

    昔から急な山道で、峠には杖立権現をまつり、今でも峠に登った人は杖を立てて神に供える習わしが残っています。

  • 4
    婆羅尾峠

    徳島市内にある一番高い峠で海抜500m余りあり、市民が一番多く訪れる所の一つです。四季を通じて楽しめますが、秋のススキは一番素晴らしい眺めです。ここから中津峰山、杖立権現越、五滝へと多くの登山道が通じ、多くのハイカーが訪れています。また、峠付近には擬木造りの休憩所を設置しています。一休みしてはいかがでしょうか。

  • 5
    八多五滝

    下流から、雌鴨の滝、雄鴨の滝、御来迎の滝、布引の滝、蔵の滝の五つの滝が連続しています。最も壮大なのは蔵の滝ですが、滝の姿はそれぞれの名の通り変化に富んで美しいものです。滝の下流には、結晶片岩が露出した上を清流が流れる渓谷美を誇る畳石峡があります。

  • 6
    犬飼の農村舞台

    八多町五王神社境内にあり、明治6年に建立されたもので、県指定有形民俗文化財になっています。毎年11月3日の五王神社の祭日には人形芝居が上演され近郷近在は云うに及ばず、遠く他県からも多くの参観者が訪れ一段と賑わっています。

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

各県担当課へのお問い合わせはこちら ▶ 愛媛県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県