歴史の散歩みち
歴史の散歩みち
歴史を感じることができる旧小松町から加茂川までの山沿いの旧道を通る散歩道です。四国八十八ヶ所霊場第63番吉祥寺や第64番前神寺の他、石鎚神社や伊曽乃神社など、この地域を代表する大きな神社があります。途中、伊予を代表する古湯のひとつ、湯之谷温泉で旅の疲れを癒してはいかがでしょうか。
歴史の散歩みち(7.8km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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近藤篤山旧邸(こんどうとくざんきゅうてい)
小松藩の儒官として藩内師弟の教育に尽くした近藤篤山(1766-1846)。 近藤篤山が40年間暮らした旧邸は県指定文化財で、当時の姿を良好に残しており、伊予聖人の生活を今に伝えています。
※ルートからは少し離れているので、ご注意ください。 -
第63番吉祥寺(きちじょうじ)
第63番吉祥寺は、四国八十八ヶ所の中で、唯一毘沙門天を本尊とするお寺で、平安初期に弘法大師が開基したと伝えられています。 弘法大師がこの付近を通りかかったとき、不思議な光を放っている檜を見つけ、本尊の毘沙聞天と脇仏の吉祥天、善尼師童子を刻んで安置したと伝えられています。本堂の前にある穴のあいた成就石。目を閉じたまま、金剛杖を見事に突きさせば願いが叶うといわれています。
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石鎚神社大鳥居(いしづちじんじゃおおとりい)
国道11号やJR予讃線石鎚山駅から山側に向かって進むと、朱色の大鳥居が参拝者をお迎えしてくれます。
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石鎚神社(いしづちじんじゃ)
石鎚神社は、神体山として西日本最高峰、日本七霊山の一つ石鎚山を仰ぎ、この本社、石鎚山中腹の成就社、土小屋遥拝殿、そして石鎚山頂鎮座の頂上社の4社の総称です。石土毘古神(いしづちひこのみこと)が祭られ、諸願成就の神として国内外に信仰篤く、特に家内安全、厄除開運、病気平癒、交通安全の神として崇拝されています。
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第64番前神寺(まえがみじ)
第64番前神寺は、山岳信仰の山として崇拝される日本七霊山の一つである石鎚山(標高1982m)の麓の霊場で、真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもあります。本尊は阿弥陀如来で、極楽往生や現世安隠のご利益があります。前神寺の境内には桜が植えられ、春になると見事に咲き誇ります。特に、駐車場付近にある惣門(そうもん)から境内に向かう道は桜並木となっているため、心が洗われるような気分になります。
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西条休憩所(さいじょうきゅうけいしょ)
西条休憩所は、前神寺の近くにあります。東屋とベンチがあります。眼下には西条の田園風景が一望できます。
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湯之谷温泉(ゆのたにおんせん)
湯之谷温泉は伊予を代表する古湯のひとつ。1400年の歴史がある療養泉。泉質は、ナトリウム・塩化物・炭酸化水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)で、硫黄分も含まれています。湧き出るときは無色透明ですが、湯の花が出て白くなることもあります。細かい湯の花が雪のように舞うのが見えます。日帰りで温泉に入ることもできますし、足湯もあります。
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土居構跡(どいがまえあと)
土居構跡は、背後に所在した高峠城城主の居館跡と言われています。江戸時代には久門家が庄屋として代々居住し、現在に至っています。中世の城郭と居館が一体となって現存するのは、極めて珍しく、県史跡に指定されています。中世にタイムスリップしたかような歴史を感じる場所です。
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伊曽乃神社(いそのじんじゃ)
伊曽乃神社は、皇祖天照大御神(アマテラスオオミカミ)と国土開発の祖神である武国凝別命(タケクニコリワケノミコト)をお祀りし、御鎮座から1800年余という長い歴史を有します。豪華絢爛な「西条まつり」で最大規模のだんじりが奉納される神社として知られています。
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伊曽の橋(いそのはし)
ここでコースは終了。次の目的地、加茂川の向こう岸の武丈公園までもう少しです。