丘陵地果樹園のみち
丘陵地果樹園のみち
6番札所安楽寺から熊野神社を通り、さらに山すそに抱かれた7番札所十楽寺をめぐり、山麓のみちを進むと扇状地一帯にブドウ畑が広がります。農道を進み、クヌギやコナラの落葉を踏みしめて宮川内ダムサイトに出ます。桜並木に囲まれた休憩所を過ぎればコース終点の平間です。たらいうどんで名高い当地は山間に店が並び夏はカジカが鳴き風情をそそります。
丘陵地果樹園のみち(7.4km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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安楽寺
四国八十八か所霊場第6番札所です。当山は弘法大師の開基で、昔このあたりから温泉が湧き出し諸病に特効があったといいます。大師は、薬師如来の噂像を刻んで済世利人のために堂宇を建立し、山号を温泉山と名付けました。本堂、大師堂、大師手植の逆松等があります。
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十楽寺
四国八十八か所霊場第7番札所です。弘法大師がこの谷を訪れて阿弥陀如来を感得しました。それを高さ1.9mの阿弥陀如来像に彫刻して本尊とし、十楽寺を開創したといわれています。
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ブドウ園
宮川内付近の南傾斜地には、集団ブドウ園が開けています。面積は35haにおよび、主にデラウェアやベリーA種が栽培されています。地味がブドウ栽培に適していて甘味が多いです。園内の眺望もよく、一部の農家では観光農園としてブドウ狩り園を開いています。現在では、市場町・阿波町とともに県下屈指の産地となり、京阪神市場へ出荷されています。
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奥宮川内谷県立自然公園
この自然公園は、土成町宮川内から香川県境に至る1,325haの地域で、昭和42年に指定されました。宮川内谷川の渓谷がおりなす自然美は浅い山でありながらも山狭的ムードがあり、また、宮川内ダムが形成する人造湖は、四季の変化する周囲の山々を浮かべて美しいです。他に、古い歴史を持つ御所神社、鉱泉の湧出、そして、たらいうどんなどの観光的魅力も有しており、四季を通じて訪れる人は多いです。
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宮川内ダムと休憩所
宮川内ダムは治水とかんがいの多目的ダムで、昭和39年に完成した。型式は直線重力式で、総貯水量は1,350,000㎥です。このダムサイトの左岸の桜並木の一角にダム湖を見わたす休憩所があります。
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道の駅「どなり」
国道318号線沿いの宮川内ダム湖の畔にある道の駅「どなり」は、トイレや東屋、メイン施設「もてなしの館」があります。この「もてなしの館」には、道路情報や観光案内をマルチビジョンで紹介するインフォメーションコーナーがあるほか、手打ちたらいうどんの体験コーナーもあります。
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御所たらいうどん
以前は野外で野良仕事をするときの主食でしたが、いまでは特別に作った直径40cmほどの木製のたらいに、地粉でつくった太いうどんを入れて供されます。野趣満々、素朴な味が魅力で、年間30万人の観光客が訪れて賞味しています。