清滝さんから竜へのみち
清滝さんから竜へのみち
高知市の西隣の土佐市内にある「清滝さんから竜へのみち」は、全長18.6kmと歩きがいのある距離に加え、清滝寺と塚地峠越えの急勾配には注意が必要です。清滝寺は、723年(養老7年)に行基が薬師如来を刻み開基したもので、四国八十八ヶ所霊場第35番目の札所で、厄除けの名刹として知られています。寺は山頂近くにあるため、参拝者の多くは自家用車等を使用しているようです。塚地峠を下り、漁師町である宇佐町を抜けると全長645mの「宇佐大橋」が現れます。橋が架かっていなかった頃は、四国八十八ヶ所霊場唯一の海路での遍路道でしたが、現在は陸続きでの遍路道になっており、第36番札所の青龍寺に続いています。
清滝さんから竜へのみち(18.6km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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松尾八幡宮
千百有余年の昔、人皇第51代平城天皇の第3皇子高岳親王が創建されたと伝えられている。境内には、ハナガガシ(葉長樫)があり、土佐市指定の天然記念物になっている。また、この周辺にはタチバナも自生しており、「甲原松尾山のタチバナ群落」は国指定の天然記念物になっている。
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清瀧寺(医王山鏡池院)
養老7年(723年)、行基が薬師如来を刻み開基したもので、厄除けの名刹として知られているお寺。その後、弘法大師が7日間修行をし、満願の日に金剛杖で壇前をつついたところ、清水が湧いて鏡のような池になったことから現在の名がついたと言われています。四国八十八ヶ所霊場第35番目の札所です。
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塚地峠(塚地休憩所)
別名「宇佐坂」と言われ、高岡と宇佐を結ぶ最短ルートであり、昔は遍路道や交易の道として大いに賑わった。宇佐からはカツオを生魚のまま高岡に売りに出る「夜売りの道」であり、塩を送る「「塩の道」でもあった。高岡からは、米や日用品が宇佐浦に送られ、峠には茶屋の跡(石垣)が残っている。
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安政地震・津波の碑
安政地震に伴う津波による被害者の追善と被害の教訓を後世に伝えるために建立されたもので、土佐市指定文化財(史跡)になっている。
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宇佐大橋
宇佐漁港と横浪半島を結ぶ全長645mの大橋で、昭和48年12月に完成した。宇佐大橋の掛かる場所は、四国八十八ヶ所霊場唯一の海路だった場所であったが、現在は陸続きで遍路ができるようになった。
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青龍寺
四国八十八ヶ所霊場第36番目の札所であり開基は古い。寺伝に「弘法大師が中国に留学中、師の恩に報いるため独鈷杵(どっこしょ)を投げると当方に飛び、この山上の松の木に止まった。帰国した大師は、この地を巡錫して独鈷杵を感得し、自刻の波切不動明王を設置した」という。
本堂から約500m南方(海側)には奥の院があり、森厳な行場として信仰を集めている。