断崖のみち
断崖のみち
須崎市から中土佐町久礼までの「断崖のみち」は、全長は9.2kmと長くなく、平坦な道が続くコースで、海と山のコントラストが絶妙にマッチした風景を見ながら歩くことができますので、ゆっくりと楽しんで歩いてください。高知県の四国のみちの中でも絶景が続くコースなので、きっと歩かれた皆さんの記憶に残るコースになることでしょう。終点は久礼の町です。久礼の町は古くからカツオの一本釣り漁法で知られている漁師町で、漁船が停泊する入り江の周りに漁師たちの家が建ち並ぶ様はノスタルジックな風情があり、2011年に漁師町としては全港で初めて国の「重要文化的景観」に指定されています。
断崖のみち(9.2km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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安和海岸
JR土讃線安和駅が最寄りの安和海岸。安和海岸は海水浴場だけでなく、投げ釣りのポイントとして知られている。また、高台に登ると、海と山のコントラストを生み出す絶景に出会える。「断崖のみち」は、旧国道である海岸線を南下するルートであるため、雄大な太平洋を眺めながら歩くことが出来るが、雨天時や荒天後には落石が多く注意を要する。
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双名島(ふたなじま)
久礼湾にぽっかりと浮かぶ一対の島、これが土佐十景の一つとされる「双名島」である。昔々、大波に悩んでいた久礼の人々を助けようと鬼ヶ島の鬼が2つの大きな岩を運んで来たとされている。双名島にはそれぞれ「観音島」「弁天島」という名前があり、それぞれの島に「観音様」「弁天様」が祀られている。また、この2つの島は歩道で陸続きになっているため歩いて渡ることが出来る。
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久礼八幡宮
久礼八幡宮は1707年(宝永4年)宝永地震の津波による被害で記録を失ってしまったため詳細な由緒などは不詳であるが、古くから海の守護神として漁業関係者に崇敬されている。現在の社殿は、1825年(文政8年)に再建されたもので、高知県有形文化財に指定されている。