愛媛県 四国のみちガイド

八日市歴史のみち

八日市歴史のみち

このコースには、かつて木蝋で栄えた内子の栄華の跡、八日市の町並みや内子座など、歴史情緒溢れる町並みが今も息づいています。時が止まったかのような八日市の町並みを抜け、水戸森峠をめざします。歴史を感じながらのんびりと歩く7.3kmのコースです。

八日市歴史のみち(7.3km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

八日市町並[木蝋記念館]

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

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    内子運動公園(うちこうんどうこうえん)

    内子運動公園内には各種スポーツ施設のほか、遊歩道や展望台、休憩所等があります。また、桜が千本植栽されており、憩いの場として親しまれています。 ここから東に広がる家々は、「廿日市地区」(はつかいちちく)と呼ばれ、古くから開けた集落で、この場所は大洲からその集落に向かう旧街道の入口でした。右手には、遊行上人(ゆぎょうしょうにん)を祭った願成寺(がんじょうじ)があり、真下に見える駄馬池(だばいけ)のかたわらには、弘法大師にゆかりのある思案堂(しあんどう)がその歴史を今に伝えています。

  • 2
    内子座(うちこざ)

    内子座は、大正5年(1916)、大正天皇の即位を記念して、地元有志により建てられた木造2階建て瓦葺き入母屋造りで、回り舞台や花道、桝席などを整えた芝居小屋です。老朽化に伴い取り壊しの危機がありましたが、住民の熱意で復原され、現在でも利用されており、見学することもできます。建物としては、全体的に近世以来の伝統的な形式を継承しつつ、正面性を強調した外観、ガラス窓の多用、正面からの舞台鑑賞を意識した客席など、芸能に適応しはじめた近代過渡期の芝居小屋として歴史的価値が高いと言われています。なお、令和5年(2023)秋より長期改修工事に入るため、工事期間中は見学できません。

  • 3
    八日市護国伝統的建造物群保存地区(ようかいちごこくでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)

    八日市・護国地区は、江戸時代後半から明治時代にかけて木蝋生産の中心地として栄えた、漆喰塗籠の重厚な建物が多く残る町並みで、かつて、こんぴら参拝やおへんろさんが行き交ったところです。昭和57年(1982)、四国では初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、現在でも地元の人の努力によって歴史情緒溢れる町並みが保存されています。白あるいは黄色味を帯びた漆喰の大壁造りが特徴で、約600mの街道沿いには93棟の伝統的建造物、3件の国の重要文化財があります。

  • 4
    木蝋資料館 上芳我邸(もくろうしりょうかん かみはがてい)

    上芳我邸は、国内最大規模の製蝋業者だった本芳我家の筆頭分家・上芳我家の邸宅です。現在は、木蝋資料館として整備されており、江戸時代から大正時代にかけて内子の繁栄を支えた木蝋産業について、今に伝えています。木蝋は、ハゼノミから取る蝋のことでロウソクや鬢付け油、光沢剤や化粧品など様々な用途に使われました。敷地内には当時の建物や製蝋用具が展示されています。展示棟では、内子の繁栄の礎を築いた製蝋業をわかりやすく解説しています。

  • 5
    松山自動車道を望む(まつやまじどうしゃどうをのぞむ)

    八日市の古い町並みを通過し、中山川を渡って水戸森峠を目指し、高速道路の下をくぐってしばらく歩くと、眼下に松山自動車道が見えます。このルートは旧へんろ道で、現在のへんろ道は小田川沿いに道の駅「からり」方面へ向かいます。

  • 6
    旧へんろ道 水戸森峠(きゅうへんろみち みともりとうげ)

    水戸森峠は、100mほどの高低差しかなく、第43番札所明石寺と第44番札所大宝寺のほぼ中間に位置し、別名「安場(やすば)の峠」とも呼ばれています。なお、峠付近では、動物除けの柵が張られていますので、固定している針金を外して通りましょう。

  • 7
    四季の詩公園(しきのうたこうえん)

    約30年間にわたる地域の植樹活動により生み出された約500本の桜並木があります。他には、菜の花やレンギョウ、雪柳、モクレンなどがあり、四季を通じて楽しむことができます。

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

各県担当課へのお問い合わせはこちら ▶ 愛媛県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県