作礼山仙遊寺へのみち
作礼山仙遊寺へのみち
このコースは、奥道後玉川県立自然公園に指定されている鈍川渓谷沿いのみちを下り、鈍川温泉郷を通って窓の峠を越え、第58番札所仙遊寺を目指す16.5kmのコースです。美人の湯で知られる鈍川温泉では、日帰りで温泉を楽しむこともできます。
作礼山仙遊寺へのみち(16.5km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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鈍川渓谷(にぶかわけいこく)
鈍川渓谷は、渓谷一帯が奥道後玉川県立自然公園に指定され、「えひめ自然100選」にも選ばれている景勝地です。木地川(きじがわ)には豊かな森が生み出す透明度の高い水が流れ、美しい渓谷が続いており、川の流れが心地よい音を響かせます。春には桜が咲き誇り、夏には川遊びやキャンプ、バーベキューなどアウトドアを楽しむ人々が、秋には紅葉狩りに多くの人が訪れます。静かな風景の中に、清流のせせらぎや鳥のさえずり、木々のざわめきが聞こえ、日常の喧騒から離れ、リフレッシュすることができます。
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鈍川温泉(にぶかわおんせん)
鈍川温泉は、奈良時代後期から湧出していたと伝えられ、本格的に開発されたのは、明治4年(1871)、旧今治藩主が湯治場を建設したのが始まりで、道後温泉、本谷温泉とともに伊予の三湯といわれる由緒ある温泉郷です。湯質はラドン含有量が高いアルカリ性単純泉で、美人の湯として知られ、程よいぬめりが肌を癒してくれます。また、温泉郷の入口には湯神社や温泉スタンドもあります。ゆったりと温泉に浸かり、窓越しに写る鈍川渓谷の豊かな自然を眺めながら、疲れを癒してはいかがでしょうか。
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鈍川せせらぎ交流館(にぶかわせせらぎこうりゅうかん)
鈍川せせらぎ交流館は、鈍川温泉における立ち寄り湯の中心的な施設です。数種類の浴槽をはじめ露天風呂やジャグジー、サウナ、休憩室も完備しており、やすらぎと憩いのひとときをゆっくり過ごすことができます。令和3年(2021)年2月には鈍川めだか水族館が2階にオープンし、様々なめだかを楽しむこともできます。
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県道154号との交差点
県道154号、東予玉川線(とうよたまがわせん)との交差点に出てきました。ここから、蒼社川の支川、玉川(たまがわ)の上流方向に県道を進みます。
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県道154号と県道163号との交差点
県道154号と県道163号、鈍川伊予大井停車場線(にぶかわいよおおいていしゃじょうせん)との交差点に来ました。ここから、県道163号を進みます。
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玉川とお別れ(たまがわ)
今治市内を流れる玉川とここでお別れです。窓の峠を目指しましょう。
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窓の峠(まどのとうげ)
窓の峠は標高315mの峠で、鈍川方面から目的地の仙遊寺を結ぶ最短ルートです。峠の頂上から仙遊寺方面へ500mほど山道を下る道が本来の四国のみちですが、現在は通行できないようです。迂回路として舗装された市道が通っていますので、そちらをご利用ください。
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第57番札所栄福寺(だい57ばんふだしょ えいふくじ)
四国のみち沿いではありませんが、少し離れたところに、第57番札所栄福寺があります。栄福寺は、平安初期の弘仁年間(810~824)に、瀬戸内海での海難事故を嘆いた弘法大師が平穏を祈願したところ、海上に阿弥陀如来(あみだにょらい)が出現し、この像を本尊として寺を建てたといわれています。入口で迎える赤い帽子をかぶったお願い地蔵が人気です。なお、住職は、『ボクは坊さん。』の作者で、同名で映画化され、俳優の伊藤淳史(いとうあつし)さんが演じました。