水の都の緑のみち
水の都の緑のみち
このコースは、加茂川から八堂山(はちどうやま)の山すそや田園地帯をたどります。伊曽の橋を起点として、武丈公園・王至森寺・秋都庵等を経て国道11号に至る7.3kmのコースです。
水の都の緑のみち(7.3km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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伊曽の橋(いそのばし)
このコースのスタート地点は、加茂川に架かる全長207mの伊曽の橋です。欄干に取り付けられた鉄琴を順にたたいていくと、メロディーが奏でられるので、メロディ橋とも呼ばれています。上流側は「さくらさくら」、下流側は「ふるさと」。毎年10月に行われる「西条まつり」には、あわせて百余台のだんじり・神輿・太鼓台が市内を練り歩き、絢爛豪華な元禄絵巻を繰り広げます。16日の夕刻には、ここ加茂川の堤に75台余のだんじりが勢ぞろいし、神輿を奉送します。別れを惜しむだんじり数台が河原に下り、神輿の宮入りを阻もうと川の中で競り合い、西条まつりはクライマックスを迎えます。
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武丈公園(ぶじょうこうえん)
武丈公園は、江戸時代末期、風流を好み、「武丈」の俳号を持つ近隣の庄屋が、この景勝地を更に美しくしたいと桜を植樹したのが始まりと伝えられています。この公園は約1500本の桜の名所として知られ、四季を通じて自然を楽しめる憩いの場です。隣接して伊曽乃神社の御旅所があり、西条まつりの行われる際には、提灯をつけただんじりが集まり、御旅所の会場は見物客で埋めつくされます。
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竹林(ちくりん)
舗装していない道が100mほどあり、そこには竹林があります。そこは、風と光を感じる特別な空間で、まるでタイムスリップしたかのよう。
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地蔵原地蔵庵(じぞうばらじぞうあん)
地蔵原地蔵庵はその昔、弘法大師が四国巡錫の際、この地にて一夜で地蔵尊を石刻安置されたと伝えられています。霊験あらたかにして参詣者が絶えず、いつのころからか、この地を地蔵原と呼ぶようになったとのことです。今日においても、お遍路さんが立ち寄り、お参りする習慣が残っています。
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王至森寺(おしもりじ)
王至森寺は、国指定天然記念物のキンモクセイの古木がある寺として有名で、そのキンモクセイは、昭和2年(1927)の指定時には日本一の大きさといわれた根周4m、樹高15mの大木です。毎年西条まつりが近づく頃にはキンモクセイの甘い香りが周辺の里に漂います。平成13年(2001)には環境省の「かおり風景百選」にも選定されています。
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秋都庵(しゅうとあん)
秋都庵は、正式には室山義通寺(むろざんぎつうじ)といいます。この付近から、秋の室山の紅葉がひときわ美しく見えるので昔から“秋の都”と呼ばれていました。ある時、小松藩主3代藩主一柳直卿(ひとつやなぎなおあきら)公より、お寺の庫裡(くり)に「秋都庵」の額字を賜ってから、秋都庵と呼ばれ親しまれるようになりました。また、俳人高浜虚子が外祖父母の墓参りをした際に詠んだ句碑が建っています。
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終点、国道11号
終点の国道11号に着きました。次のコース(環24 旧国道を行くみち)までは10km以上先になります。