丘のみち
丘のみち
丘のみちは、見晴らしの良い高台を歩くコースです。枌所(そぎしょ)と大谷池の間を除けば、ほぼ平坦な道であり、山麓では人と自然が調和した美しい農村景観を楽しむことができます。また、コースの途中では、いくつかため池があり、鏡のように水面に映る四季折々の美しい風景も本コースの魅力のひとつです。竜満池の桜並木や鮮やかに色づく柿畑など、心地よい自然の中で四季の移ろいを感じながら歩いてみませんか。
丘のみち(12.4km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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首切地蔵付近
山の中へ続く1本みち。このみちはかつて枌所から高松へいくオッカン(往還)の一つでした。今では、通る人も少なく、峠の地蔵堂にかろうじて当時の面影をしのぶことができます。みち沿いには古墳や塚が多く、これは、この土地が古くから開かれていたという証ではないでしょうか。
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香南台地
高松空港周辺はかつて松茸の産地としてにぎわったところです。今は松茸にかわって、柿の産地としてその名を高めています。収穫期の鮮やかに色づいた柿畑は、秋の風情を感じられます。
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大谷池
ため池王国香川。ため池は雨の少ない香川県にとってなくてはならないものです。同時に香川の風景とはきってもきれないものです。四国のみちに沿って、大谷池や音谷池など美しいため池が続きます。大谷池の南端は珍しい水没林になっています。
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天福寺
山号は美応山宝勝院。四国三十六不動霊場第32番の札所。天平年間に、行基が諸国行脚の際に当地を訪れ、由佐の音谷を仏法相応の霊地と感得して五尺三寸の薬師如来像を彫刻し、一堂を建立、安置し、美応山宝勝院清性寺としたのが起源です。その後、空海がこの寺に来遊され、真言宗の道場とされました。そして、これを信仰した四条天皇は讃岐国司の公忠に命じて、音谷清性寺を現在の所に移し、寺号を天福寺と改めました。天福寺には数多くの宝物が保管されています。鮮やかなオレンジ色の外壁が特徴的な、歴史あるお寺です。
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冠纓神社(かんえいじんじゃ)社叢(香川県自然記念物)
県道三木綾川線沿いにあって、ひときわ目を引く朱塗りの橋と美しい社叢。境内にはクス・モミ・スギの大木が多く、植物の種類も豊富です。まさに、鎮守の森のイメージにぴったり。冠纓神社は、大獅子があることでも有名です。
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大坪窯跡
昭和12年、開墾中に偶然発見された窯跡。山の斜面に沿って粘土で階段状に作られた登窯。地元ではこれにちなんで香南焼という焼物がつくられています。
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竜満池
地元では竜桜公園の名で親しまれている桜の名所です。池の中央に向かってまっすぐに伸びる道沿いの桜並木はとても美しく、新さぬき百景にも選ばれています。竜満池のほとりには川東八幡神社が祭られ、本殿脇から裏山の油山へ登ると休けい所があります。