阿讃山麓のへんろみち
阿讃山麓のへんろみち
阿讃山麓は八丁坂が急な他は、全体的になだらかなコースです。阿讃の山麓に今も息づくへんろみちをたどり、自然に恵まれた山里の風景を心ゆくまで味わうことができます。大窪寺から境目までは6.5km休みながらゆっくり歩いて約2時間半の道のり、境目から三宝寺までは7.0km休みながらゆっくり歩いて約3時間の道のりです。紅葉の名所として知られる大窪寺のモミジやカエデ、境目のイチョウ、「香川さくら100選」に選定された白鳥温泉の桜など、四季折々の風景を楽しみながら歩くことができます。
阿讃山麓のへんろみち(13.5km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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大窪寺
山号は医王山遍照光院。四国霊場第八十八番札所。標高774メートルの女体山の中に静かなたたずまいをみせる結願の寺、大窪寺。四国遍路の旅を終えたお遍路さんたちは、笠や金剛杖をこの寺に納めて帰路につきます。門前には茶店等が並び、参詣客で賑わっています。また、紅葉の名所としても知られており、例年、11月上旬から中旬頃に見頃を迎えます。鮮やかに色づくモミジやイチョウに秋の風情を感じることができます。
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みぞおちの滝
東かがわ市五名、標高300mの山中にある、落差20mほどの美しい滝です。滝の中腹にお不動さん、頂上付近には剣神社がまつられています。花崗岩からなる階段状の急な崖を流水が落下しています。長年の歳月におよぶ浸食は、花崗岩を滑らかに削り取り、周囲の二次林と調和した独特な滝の景観を作りだしています。自然が織りなす神秘的な風景に心が落ち着くことでしょう。また、香川県自然記念物に指定されています。
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境目の大いちょう
樹齢約600年、高さ25m、幹周り7.82m。徳島県の天然記念物。香川県と徳島県の県境に位置する大イチョウです。乳神さんとして古くから祭られており、幹からたれ下がった気根がユーモラスです。この気根にお札を結びつけて拝むとお乳がよく出るようになるのだそうです。大いちょうのすぐ北側の2階建ての家は、かつて「本枡」という屋号で名の知れた旅籠だったそうです。昔は人の往来でにぎやかだったことでしょう。
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三宝寺
山号は竜王山法幢院。境内にある美しい樹形のボダイジュは、香川県の天然記念物に指定されています。6月中旬には淡黄色の花が見頃を迎え、辺りにほのかに甘い香りが漂います。また、境内には香川の保存木に指定されているチシャノキがあり、社殿の南側に寄り添うように立っています。その他、境内にはキリシタンの墓があります。