徳島県 四国のみちガイド

中津峰山越のみち

中津峰山越のみち

犬飼から五滝を経由し参拝者の絶えない如意輪寺に着く。如意輪寺から中津峰山への登山道が始まる。スギ・ヒノキ林を通り山頂に出ると、アセビ、ミツバツツジ等の灌木林になっている。山頂からは徳島市、小松島市、阿南市の街並みや吉野川平野の田園地、阿讃山地、勝浦の町とパノラマ展望が楽しめ郷土の姿が手に取るように見える。露出した石灰岩が点在する灌木林をぬって再びスギ・ヒノキの林に入る。
やがて岩屋谷が岩のトンネルに滝となって落ちる星の岩屋に着く。まもなく一面にミカン畑の広がる勝浦に入り、勝浦川を渡って生名に着く。

中津峰山越のみち(15.5km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

中津峰山頂にある案内版(標識番号659)

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

  • 1
    中津峰山

    標高773m。徳島市と勝浦町にまたがり、山頂からの眺めが東西南北に開け、雄大かつ絶景である。山頂には、星の供養のために建てられたという天神神社があり、別名三十八社とも呼ばれている。

  • 2
    中津峰森林公園

    歩道を散策しながら、"見る、歩く、休憩する、遊ぶ、学ぶ"一日を自然の中で親しむことができる。総面積26.2haで展望台からは徳島市一円はもとより遠く淡路島、和歌山を一望することができる。

  • 3
    中津峰山如意輪寺

    阿波三峰の一つに数えられる中津峰に位置する当山は、属に中津峰の観音さんと証される古刹である。創築年代は明らかではないが、永年年間(1504~1521)にこの寺に伝わる如意輪観音の伝来があったことから、近郷の人々の崇敬が集まり、慶長14年(1609)藩主蜂須賀公が寺領を寄進、元和年間(1615~1624)に本堂が建てられている。如意輪観音座像は中津峰の観音さんと呼ばれ、阿波では最も有名な仏の一つ。鎌倉末期の宋風色濃い作品とみられ、明治44年に国の重要文化財に指定されている。

  • 4
    犬飼の農村舞台

    五王神社の境内にあり、毎年春秋の神社の祭日に人形芝居が上演され遠く他県からも多くの参拝者訪れる。
    県指定有形民俗文化財になっている。

  • 5
    星の岩屋

    星の岩屋は、弘法大師が7日間ここにこもり修行したことに起因すると伝えられている。
    この岩屋は大きな岩窟であり、その上部から滝水が落下し相関を呈している。この岩屋に修行僧がこもり滝の落下を前にして修行したことに起因し、寺庵にまで発展したものである。生不動のクスは高さ20m周囲長4mの巨木で、その基部の空洞の中に半身の不動明王を刻み、背には焼皮があって火焰光背の形をなし、この不動明王を拝めば腰部の病が治癒すると信ぜられている。

  • 6
    八多五滝

    下流から「雌鴨の滝」、「雄鴨の滝」、「御来迎の滝」、「布引の滝」、「蔵の滝」の5つの滝が連続している。滝の姿はそれぞれ名のとおり変化に富んでいて美しい。

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

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