徳島県 四国のみちガイド

水床探求のみち

水床探求のみち

阿佐海岸鉄道「海部駅」から国道55号を南下すると、静かな那佐湾に出る。ここから宍喰大橋までは、爽やかな潮風を受けながら海岸沿いの国道を歩く。宍喰大橋の手前の大手海岸では、多くのサーファーが波に乗る様子が見える。宍喰大橋の上流にかかる宍喰橋を渡り、西へ進むと天然記念物のヤッコウソウ自生地がある鈴ヶ嶺。宍喰大橋の下を通り抜けて行くと、大昔の波の跡が地層となった化石漣痕がある。水床湾には青松におおわれた大小の島々が点在し、うっとりするほどの眺め。水床休憩所からの竹ヶ島の眺めも抜群だ。

水床探求のみち(16.3Km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

水床休憩所

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

  • 1
    道の駅宍喰温泉

    観光案内所や売店・産直市を備えた道の駅。周辺を走る阿佐海岸鉄道では、線路と道路の両方を走るDMV(デュアルモードビークル)が世界で初めて、本格的な営業運行を行っており、この道の駅でも乗降することができる。鉄道モードとバスモードが切り替わる「モードチェンジ」が体験できるのは「阿波海南駅」と「甲浦駅」の2カ所。

  • 2
    鈴ヶ嶺

    旧海部町と旧宍喰町の境にあり、標高約395mの頂上付近はシイをはじめとした常緑広葉樹で覆われている。その林床には「ヤッコウソウ」をはじめ珍しい植物が生息。鈴ヶ嶺のヤッコウソウ発生地として国の天然記念物に指定されている。頂上のお堂には観音像が安置されており、円通寺跡である。かつては信仰の山として名高く、明治期には多くの参拝者が訪れたという。

  • 3
    化石漣痕

    大正時代の初期、旧国道(現55号)を掘削中、地表に露出して発見された。砂質泥板岩の薄い表面に、「さざなみ」の跡が化石として残っている。地質時代の第三紀始新世(約3000~4000万年前)、この地域は海の底にあり、海底に堆積した土砂の上を波が行き来することで波形の地層(漣痕)が形作られた。その後の地殻変動によって海底が地上に隆起して現在の形になった。高さ30m、幅20mと日本最大級の大きさを誇り、国の天然記念物に指定されている。

  • 4
    竹ヶ島

    海陽町宍喰浦の南端にある岬の沖合約100mにある離島。島の大きさは南北に1km、東西に700mほど、面積はおよそ0.4km²。室戸阿南海岸国定公園内にあり、周辺の近海はイシサンゴの群生地としても知られる。竹ヶ島海域公園を周遊する海中観光船「ブルーマリン」は、海中公園内を45分ほどかけてゆっくりと遊覧し、船底の窓からは、ソラスズメダイやクマノミなどの色鮮やかな魚が泳いでいる海中を、間近に除くことができる。島の北西部、竹ヶ島港のすぐそばに建立された竹ヶ島神社では、古くから海上安全と大漁祈願の守護神として国常立神、大国主神、事代主神の三神が祀られている。

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

各県担当課へのお問い合わせはこちら ▶ 愛媛県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県