五社のみち
五社のみち
四万十町影野を起点とし、国道56号線の西側をほぼ並行に流れている四万十川沿いに南下、四万十町窪川までの15.0kmのコースです。国道から外れていますので、交通量も少なく、田畑の風景や小川のせせらぎ等を感じながら歩くことができます。スタートして30分程度で到着する「ヒロハチシャノキ」は樹齢700余年の巨木で、国の天然記念物に指定されています。さらに歩を進めると、高岡神社(五社)に到着します。こちらの境内にも巨木が立ち並んでおり厳かな雰囲気を醸し出しています。目的地の手前にある四国八十八ヶ所霊場の第37番札所「岩本寺」は、全国から公募した様々な「天井絵」が天井を彩っています。
五社のみち(15.0km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
-
ヒロハチシャノキ
昭和18年8月に国の天然記念物に指定されている巨木で、周囲4.8m、樹高16m、推定樹齢は700年とされており、別名「えごの木」「仁井田のヒロハチシャノキ」としても有名である。主幹には大きな空洞があるが、暖かい季節になると、葉は青々と茂り樹勢は旺盛である。
-
お雪椿
寛永のころ地頭職の一人娘「お雪」の墓所に植えられたという椿。樹齢380年、「お雪」にちなむ恋物語が今に伝えられており、四万十町の天然記念物にも指定されていたが、2018年に「枯死」と判定され、2021年に倒木の危険が迫っていることから、やむなく伐採された。
-
通行注意の場所
イノシシ等の野生動物が頻繁に出没し、農作物への被害が出ている。そのため、鉄製の門扉を設置し対策を行っている。通行後は必ず閉めるようにご注意を。
-
高岡神社
別名を仁井田五社といい、向かって右より東大宮(一の宮)、今大神宮(二の宮)、中ノ宮(三の宮)、今宮(四の宮)、森ノ宮(五の宮)が単独の神社として県道322号線沿いにならび、それぞれ祭神が配されている。この五社を総称して高岡神社と呼ぶ。正式名称は仁井田神社、地元では「五社さん」と呼ばれている。
-
岩本寺
真言宗智山派の寺院で藤井山、五智院と号す。本尊は不動明王、聖観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の五仏。四国八十八ヶ所霊場の第37番札所である。
昭和53年新築の際、全国から公募した花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が天井を彩っている。伝統とアートが融合した珍しい寺院である。