鯨の見えるみち
鯨の見えるみち
大岐の浜を起点に、国道321号線を南下、途中にある以布利分岐で県道27号線に入り、以布利の町を抜け、海岸沿いのみちを歩いて行くと最終地の窪津です。大岐の浜は、真っ白な砂浜と松林が続いている美しい海岸で、サーフポイントとしても良好なため県内外から多くのサーファーが押し寄せます。また、この浜は、絶滅危惧種であるアカウミガメが産卵のために上陸する浜でもあり、自然の良さが保たれている砂浜です。最終地の窪津は、藩政時代の頃鯨の漁場として有名で、長須鯨・いわし鯨・座頭鯨などの群れが毎日のように来遊したと言われていますが、乱獲が原因で鯨の群れが次第に遠ざかり、捕鯨は衰退していきました。
鯨の見えるみち(9.7km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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大岐海岸
真っ白な砂浜と緑の林が1.6kmに渡り緩やかな曲線を描く美しい海岸で、その美しい砂には細かく砕けた貝やサンゴが多く含まれており、足摺宇和海国立公園の東玄関たる序景にふさわしい。最近はサーフポイントとしての人気が高く、県内外から多くのサーファーが訪れると同時に、絶滅危惧種のアカウミガメが上陸し、産卵を行う場所でもある。母親のウミガメは、5月から8月頃に砂浜へ上陸し、産卵場所を探すが、とても神経質であるため、海岸がごみや漂流物で汚れていたり、周囲が明るかったり、騒がしかったりすると上陸をしない、もしくは上陸しても産卵せずに帰ってしまうことが度々ある。ウミガメを見かけた際は、そっと見守ってあげよう。
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大岐の避難タワー
南海トラフ地震で発生すると言われている津波は、土佐清水市において、全国最大の34mもの津波が発生すると言われている。大岐地区では、現在考えられる一番高い津波を想定して、屋上までの高さが19mもある避難タワーを建設している。国道321号線(通称サニーロードと言われている)沿いにある避難タワーは、畑の中に建設されているので、異彩を放っている。津波の際は、いち早く避難し自分の身を守りましょう。
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窪津の捕鯨(窪津港)
藩政時代の頃は土佐の近海が鯨の漁場で、この窪津をはじめ佐賀や安芸郡の津呂、浮津が有名であった。長須鯨・いわし鯨・座頭鯨などの群れが毎日のように来遊したと言われているが、乱獲のため明治の終わり頃から鯨の群れは次第に遠ざかっていった。現在は観光業にも力を入れており、太平洋に出て船上から鯨を見る「ホエールウオッチング」を行っており、鯨を間近で見ることができます。