宇摩平野山すそのみち
宇摩平野山すそのみち
このコースは、国道11号沿いの豊田バス停(四国中央市豊岡町豊田)付近を起点に、宇摩平野の山すそを高速道路に沿って、四国八景の一つとされている新長谷寺を通り、第65番札所三角寺を目指す16.4kmのコースです。山すその緑と眼下の瀬戸内海のコントラストが映える、のどかな道です。400段の石段を登ったところにある新長谷寺から見る眺望は絶景です。
宇摩平野山すそのみち(16.4km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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起点 豊田
この交差点が起点で、歩道橋が目印になります。四国のみちの標識もあります。国道と別れて南に向かい、山沿いを東に進みましょう。
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実相寺
左手にある実相寺の本堂は、豊受山(とようけざん)中腹の堂成(どうなる)から移転した室町時代の建物で、内部の木組みや極彩色が特徴です。
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土居地区の風景
少し山すそまで上がってきました。見下ろすと、土居地区の田園風景や町並み、そして、瀬戸内海には上島町魚島などの島々が見えます。
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八皇子社(八皇子宮)
道沿いに小さな鳥居があります。入口には石碑があり、白蛇が祀られていることや、その伝説が書かれています。奥にある小さな祠はきれいに管理されています。
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新長谷寺
新長谷寺は724年に造立された高野山真言宗のお寺で、本尊の十一面観世音菩薩は、奈良の西国第八番・長谷寺の本尊を彫るとき、二人の仏師により、714年、試みに彫られた像と言われています。400段の石段はそびえるような急斜面で、境内には樟・桧・松などの古木が茂る景勝地です。眺望は四国八景といわれる絶景で、松山自動車道や四国中央市のシンボルである製紙工場の煙突をはじめとした街並、遠くには瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)の島々も見えます。
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荒神の森
荒神の森は四国中央市指定の天然記念物で、温帯性広葉樹のホルトノキを主とするクスノキやエノキをはじめ、数百種類の植物が自生している数少ない照葉樹林です。特に四国ではこの森以外に生育していないというフートカズラが繁茂し、植物学上貴重な森です。森の中には荒神社が祀られ、泉から湧き出る清らかな水は、住民の誇りとして親しまれています。
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光明寺(山田薬師堂)
四国中央市立西中学校のすぐ北側にある光明寺の仁王門を通った右側には、延宝7年(1679)に建立された光明寺薬師堂(山田薬師堂とも呼ばれる)があります。木喰五行上人(もくじきごぎょうしょうにん)が寛政11年(1799)に作仏された観音様が2体安置されています。このうちの1体は槇(まき)の立木に彫られていたそうです。毎月8日(ごようかのひ)に御開帳され、一般の方も拝観できます。木の中の観音様の慈愛に満ちたお顔に、心が癒されます。
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三島公園
映画「書道ガールズ」のロケ地であり、瀬戸内海を一望できる風光明媚な公園です。8.3haに及ぶ広大な敷地には、遊戯広場、ピクニック広場、遊歩道、展望台などがあり、四国中央市民の憩いの場となっています。約450本の桜の他、ツツジ、藤、松など150種類の樹々が訪れる人を一年中楽しませてくれます。眼下には地域の経済を支える製紙工場と煙突が見え、遠くには瀬戸内海の島々や瀬戸内しまなみ海道が見えます。
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戸川(疎水)公園
昭和28年(1953)、現在の金砂町に柳瀬ダムが完成し、宇摩地域の悲願であった銅山川疎水が実現したことを記念して造られた公園です。公園内に小さな遊具や公衆トイレがあり、誰もが寛げる公園となっています。
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第65番札所三角寺
ようやく終点の三角寺に到着しました。新長谷寺に引き続き、そびえる石段がお出迎えです。