渦潮の見えるみち
渦潮の見えるみち
雄大な渦潮と大鳴門橋が望める四国のみちの起点である孫崎は、近くに平成30年にLEDにリニューアルされた灯台があるので行ってみる価値はあります。相ヶ浜、千畳敷、鳴門山、お茶園を通り、快適な歩道を抜け千鳥ヶ浜まで行きます。千鳥ヶ浜から県道鳴門公園線を斜めに横断し、ラッキョウやサツマイモ畑の中を道なりに進みます。神戸淡路鳴門自動車道の下をくぐり大毛山を上がっていきます。大毛山から鳴門スカイラインへ入り堀越海峡を渡ってさらに進むと堀越山休憩所があります。鳴門スカイラインを横断し小さな漁村の田ノ浦まで行きます。田ノ浦からは、船がゆきかう瀬戸内海のおだやかな光景が広がる海沿いの道を通って室、思崎へと続きます。大島田を通り車道との合流地点から山道に入り島田島の休憩所まで行き、さらに進むと終点の小鳴門新橋へ到着します。
渦潮の見えるみち(12km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
-
瀬戸内海国立公園
雲仙・霧島とともに、日本最初の国立公園に指定された海洋自然公園で、指定区域は、東は神戸の六甲山から、西は九州の別府温泉まで、兵庫、和歌山、広島、徳島、香川、山口など瀬戸内海沿岸の9県に及んでいます。
徳島県内では鳴門の渦潮で知られる鳴門海峡を望む一帯の1,538haが指定されています。
-
名勝 鳴門
古くから豪壮な景観で知られる「鳴門の渦潮」丘陵林地と海岸及び点在する島が「鳴門」として国の名勝に指定されています。
-
鳴門の渦潮
鳴門市孫崎と淡路島との間の鳴門海峡では、潮の干満によって渦潮が発生します。春と秋の大潮時に最大となり、潮流時速20km、最大直径20mにも及ぶものがあります。百雷のごとくすさまじい轟音を立てて渦潮が交錯しながら流れていくさまは壮観です。満潮と干潮は1日2回ずつあり、鳴門海峡ではこの満潮時と干潮時に渦潮が発生します。満潮時と干潮時の前後約1時間半が渦潮の見頃といわれています。
鳴門海峡の潮流はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」の一つといわれています。潮流の速さは大潮の最大時には、時速20km以上にもなり、日本一の速さといわれています。
-
大鳴門橋
大鳴門橋【おおなるときょう】は、渦潮で有名な鳴門海峡を渡る中央支間長876メートルの吊橋です。
全長1,629m、主塔高144.38m、ケーブルワイヤー総延長67,600km(約地球1.7周)、総重量64,000t、総コンクリート量270,000㎥、工期は9年に及ぶ長大橋です。
-
飛鳥のイブキ群落
本県では、蒲生田岬【かもだみさき】とか、伊島などにもイブキの自生地が僅かに見られますが、この島のように多数群生し老成幡居して奇態をなしていることは希であるとして県の天然記念物に指定されています。
飛島【とびしま】は、鳴門公園の東南方700mにあり、鳴門海峡に面しているため、絶えず潮流に洗われて、周囲は断崖絶壁になっています。しかも海岸には巨大な石が散乱していて近寄りがたい様相を呈しています。 飛島のイブキは、クロマツ・ウバメガシ・マサキ・オオグミ・トベラ等に混じって島の頂部から西側斜面にかけて自生しています。飛島のイブキは強風の吹き寄せる悪環境で育ったためか、多くの木で頂部や枝先に枯れ込みが目立ちます。また根土が洗われて傾いているなど、壮絶な様相を呈しています。中には枯死寸前のものもありますが、多くは新しい枝や根を出していて、イブキが生命力の旺盛な木であることを示しています。なお、北側斜面を中心にイブキの幼苗が多数散見され、イブキが世代交替しながら群落を維持していることがわかります。
-
大鳴門橋遊歩道「渦の道」
渦潮と大鳴門橋の体験見学を目的とした大鳴門橋遊歩道「渦の道」は、大鳴門橋の橋桁内に450mの遊歩道を設置し、先端に回遊式の展望施設を設けています。
大鳴門橋の橋桁構造を間近に見ることができ、海上約45mの高さから、ダイナミックな鳴門の渦潮を展望することができます。スリル一杯の景観をお楽しみください。
-
大鳴門橋架橋記念館「エディ」
大鳴門橋の架橋の意義を後世に伝えるとともに、瀬戸内海国立公園の優れた自然や徳島県の観光・特産品の紹介などを目的に建設されました。
平成30年3月にリニューアルオープンし、4K360°シアター”awa”や体験型デジタルアトラクション”Play the Eddy!”、VR観光体験”とくしまTrip”などゲームやアトラクションを通して徳島県の文化や自然を楽しくわかりやすく紹介しています。
-
ウチノ海
大毛島【おおげじま】と島田島【しまだじま】・高島に囲まれた、文字通りの内海で、波静かな海面には、数多くの釣り屋形(イカダ)が浮かび、春から秋にかけての釣りシーズンには、観光釣り客でにぎわっています。
また、このウチノ海を間近で望める施設として、鳴門市大毛島【おおげじま】に鳴門ウチノ海総合公園があり、予約が必要ですがテニスやゲートボールなどのスポーツを楽しむことができます。
-
鳴門スカイライン
県道亀浦港櫛木線は,鳴門市鳴門町土佐泊浦から鳴門市北灘町櫛木を結ぶ生活道路であるとともに、「鳴門スカイライン」の愛称で親しまれる風光明媚なウチノ海や瀬戸内海を一望できる観光道路ともなっており、特に自動車やバイクを利用される方々には人気のスポットとなっています。