久万郷の山寺に通ずるへんろみち
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久万郷の山寺に通ずるへんろみち
このコースは、湧き水が豊富な宮成地区を起点に鴇田峠までの山道を登った後、峠を下りながら久万高原町内が遠望できます。峠を下りきった後、国道33号に出ると住宅街があり、役場周辺を通り抜けると、杉・ヒノキ林の中に第44番札所大宝寺があり、深山幽谷の趣が味わえます。ここから再び登り道となり、中峠休憩地を越えて河合を目指す9.5mkのコースです。
久万郷の山寺に通ずるへんろみち(9.5km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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1起点 宮成(案内板)
この地区には、「二名の名水」と言われる湧き水が出ており、山側に設置された石の樋には湧き水が流れています。その前の県道42号線を北西へ500mほど歩くと町道との交差点に案内板があり、ここが起点となります。
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2由良野休憩地
静かな森の中で木漏れ日があるれる箇所に卓ベンチがあります。これから鴇田峠へ向かって険しい山道を登る行く前に、一休みしてみてはどうでしょうか。
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3鴇田峠(ひわだとうげ)休憩地
鴇田峠(ひわだとうげ)は標高800mに位置し、古くは二名地区と久万地区を結ぶ主街道として賑わったところで、昭和30年頃までは、峠に茶屋があり、行き交う人々が一休みしたそうです。「鴇田峠」の名称は、一説には弘法大師が八十八か所開基の折、大洲からずっと雨続きで、この峠でやっと晴れ、「日和りだ」と言われたのか訛って「鴇田」となったと伝えられています。この峠から少し下ると鴇田峠休憩地に公衆トイレや東屋があります。
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4久万高原町役場
国道33号側の久万高原町役場前には一際大きな案内板が設置されています。
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5第44番札所大宝寺 金剛力士像
大宝寺の門には、久万高原町の重要文化財である金剛力士像が2体飾られています。正面から見て右の像は左手に金剛行を持ち一喝するように口を開け、左の増は右手の指を開き怒気を帯びて口を結んでおり、二つの像を区別するとき口を開ける像を阿形の像、口を結ぶ像を吽形の像といいます。
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6第44番札所大宝寺
第44番札所大宝寺は、文武天皇の大宝元年(701年)に百済僧が十一面観音を持ち帰り、この地に御堂を建て安置したのに由来します。三十三灯籠は県指定文化財です。漏杉巨木の華厳なる名刹です。
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7中峠休憩地
ベンチ1基と卓ベンチが2基あります。ここから終点まで下りになり、約1kmで終点となります。
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8終点 河合休憩地
ここが終点となり、次のコースの起点になっております。引き続き四国のみちを楽しみましょう。