瀬戸風峠へのみち
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瀬戸風峠へのみち
このコースは、第51番札所石手寺を起点に、松山市街を展望できる瀬戸風峠展望台や山の斜面を利用して、柑橘類の栽培が盛んな伊台を越えて、自然が豊かな菅沢を目指す10.9kmのコースとなっています。
瀬戸風峠から吹き登る瀬戸風を受けながら、竹やぶ、松並木、みかん畑、ぶどう園と変わる景観を楽しみながらの散策路として、若者グループから家族連れなどから広く愛されているコースです。
瀬戸風峠へのみち(10.9km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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1起点 第51番札所石手寺
第51番札所石手寺は728年、聖武天皇の勅願によって創設され、当時は安養寺と称していましたが、813年に石手寺と改められました。寺名にまつわる伝説は有名で、領主河野伊代守息利の長子息方は衛門三郎の生まれ変わりといわれ、出生後三歳まで、弘法大師筆の「衛門三郎再来」と書かれた小石を左手に握っていたと伝えられ、その小石が今も寺宝として残っています。また、この寺には、国宝のニ王門、重要文化財の本堂、三重塔(塔婆)・鐘楼・護摩堂・五輪塔などのほか、数多くの貴重な文化財があります。
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2瀬戸風峠展望台
瀬戸風峠の展望台から見る松山市街は絶景で、特に夜景は別格です。遠方の武道館や坊っちゃんスタジアムも見ることができます。ここは、かつて、伊台や五明方面から、道後や城下へ通じる交通の要衝だったところです。
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3伊台ぶどう
愛媛県の果実といえば「みかん」がすぐ頭に浮かびますが、ここ実川伊台地区は、戦前から「ぶどう」作りが盛んでした。この地区で「ぶどう」作りが盛んになったのは、昼と夜の温度差が大きく土質が真砂土で水はけがよいため味のり良く、ぶどうの栽培に適した条件を備えているからです。ここで収穫されたぶどうは高原ぶどうとして、松山市内だけでなく、県内各地へ出荷されています。
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4大師堂峠
県道から集落地への下り道あたりは、昔、「大師堂峠」と呼ばれる峠だったようです。現地にある大師堂峠の解説板に詳しく記載されており、解説板の近くには、お地蔵さんが祀られています。
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5終点 菅沢(五明小学校)
五明小学校前が終点です。
ここが次のコースの起点になります。