三角寺から椿堂へのみち

三角寺から椿堂へのみち
このコースは、第65番札所三角寺を起点に東へ進み、住宅街を抜け、山間部に入ると瀬戸内海側にある製紙工場の煙突を見ることができます。そこから更に東へ進み、高知自動車道下のトンネルを越え、四国別格二十霊場の一つとされている椿堂を通り、国道192号に至る8.5kmのコースです。
三角寺から椿堂へのみち(8.5km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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1起点 第65番札所三角寺
四国八十八箇所霊場の65番札所となる寺院です。聖武天皇の勅願によって行基が開基したとされる千年以上の歴史を誇る古刹で、嵯峨天皇も厚く信仰されたといわれます。かつて、弘法大師が訪れた際に彫ったとされている本尊の十一面観世音は、60年に一度だけ開帳される秘仏です。安産や子育てなどにご利益があるといわれ、特に子授け祈願で信仰されています。また本堂前には、樹齢300~400年といわれる山桜があり、この寺院を訪れた小林一茶が「これでこそ 登りがいあり 山桜」という句を残したほど美しく咲き誇る山桜は、一見の価値があります。
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2西方デマンドタクシーのりば
以前は定期バスの停留所でしたが、時代の流れとともに、現在はデマンドタクシーのりばになっています。ここで地元の方がタクシーに乗車し、市内へ買い物に出かけたりしています。のりばから住宅地や山林、瀬戸内海側にある製紙工場の煙突も見ることができますので、一休みして風景を楽しんではいかがでしょうか。
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3高速道路下トンネル
四国のみちルートの上を高知自動車道が横断していて、この区間はトンネルになっています。トンネル内を歩いていると上に高速自動車道が通っているとは思えないくらい静かです。また、意外とトンネルは長く、これまで歩いてきた区間と比べて、気温の温度差があります。
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4椿堂
弘法大師の杖立て伝説にまつわる、大きな椿の木が茂る寺院です。815年、三角寺で修行した弘法大師がこの地に建っていた地蔵堂へ立ち寄った際、熱病に苦しむ村人のために椿の枝を土にさし、病魔を土へ封じ込めたと言われています。その後、杖から椿が芽を吹いて成長したため、親しみを込めて「椿堂」と呼ばれるようになりました。現在では近くにあった常福寺も合併され、常福寺の本尊であった不動明王も境内に移されています。
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5終点 国道192号線
国道192号との交差点が終点です。