大堂猿のみち

大堂猿のみち
平山を起点とし、古満目から柏島へ向かう延長11.6kmのコースで、古満目から大堂展望台と野猿公園まで8km程山道が続きます。大堂展望台から360°パノラマビューを眺めた後、野猿公園で猿の愛くるしさに癒やされることができます。猿は野生であるため、会えるかどうかは運次第です。歩みを進めていくと、観音様の立ち姿そのままの石柱である観音岩、大堂海岸の断崖絶壁と太平洋を望む展望台があり、自然の壮大さを直に感じることができます。終点の柏島は、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われており、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。
大堂猿のみち(11.6km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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1大堂展望台
大堂山の山頂にある展望台で、360°パノラマビューが楽しめる。大月町屈指の展望スポットで、断崖絶壁の大堂海岸や宿毛市の離島である沖の島、鵜来島が一望できる。
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2野猿公園
土佐で唯一の野猿の餌付け場で、群れを統率するボス猿は堂々として風格があり、小猿のしぐさは愛らしく、観光客の目を楽しませてくれる。
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3お万の滝
滝と行っても水が流れているわけではなく、方言で断崖のことを「タキ」と言う。その昔、島守りに恋をした盲目の美女お万が、恋する人のお役目の邪魔になってはいけないと思い、ここから約120m下の海へ身を投じたと言われている。この悲恋を悼んで、いつしか「お万の滝」と呼ばれるようになった。
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4観音岩
観音様の立ち姿そのままに、海に立っている石柱(高さ30m)が観音岩と呼ばれている。寛永15年(1638年)島原の乱鎮圧団の慰問使であった雨森九太夫が負傷し、帰途の船中で重体となり、一条の光を頼りに辿り着いた柏島で息を引き取った。そのときに光芒を発したのが、この観音岩と伝えられている。
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5観音岩展望台
「大堂猿のみち」にあるもう一つの展望台。大堂海岸の断崖絶壁と水平線まで続く、真っ青な太平洋が一望できる。観音岩はここから見えないが、運が良ければウミガメを見ることができる。
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6柏島(かしわじま)
柏島は豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われており、世界でも有数のダイビングスポットとして知られている。 船が宙に浮いて見えるほど透明度の高い海は、多くの人が訪れる注目の観光スポットとなっている。近年ではイルカの親子がすみ着いており、地元や観光客に愛されている。