山寺のみち
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山寺のみち
『那東のお不動さん』こと『愛染院』の前を通り、クヌギやカシの木が茂る遍路道を行くと小さな盆地の集落に入る。モモやブドウの果樹園を抜けて農道を行くと、『藍染庵』に到着。ここには、阿波藍の発展に貢献をした犬伏久助の木像が安置されている。第一~三展望地、大山青少年野外活動センター跡までは上りが続く。さらにアカマツ林の参道を下り、宮ケ谷へ出て台山公園へ。アカマツの松葉のじゅうたんを踏みしめて泉谷川へ下り、田園地帯に出る。人家の一角にある『阿波和三盆糖資料館』では、製糖の歴史をつぶさに見ることができる。
山寺のみち(16.7km)
撮影ポイント
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。
近隣の観光SPOT
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1愛染院
四国八十八カ所霊場三番札所「金泉寺」の奥の院。古くは金剛山阿弥田寺といい、本尊が弘法大師作といわれている不動明王座像なので、「那東のお不動さん」と呼ばれ親しまれる。仁王門の大きなわらじは必見であり、足腰のご利益と旅の安全を祈願してみては。
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2大日寺
山の緑に朱塗りの山門が際立つ寺。四国八十八カ所霊場四番札所で、弘法大師の開基と伝えられる。本尊の大日如来は約5.5㎝の秘仏で、大師の作といわれ、蜂須賀家の守り本尊とされた。山門は鐘楼と仁王門を兼ねた造りで、本堂、大師堂、薬師堂がある。
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3五百羅漢・地蔵寺
羅漢堂は、四国八十八カ所霊場五番札所「地蔵寺」の裏山にある。地蔵寺は弘仁12年(821)嵯峨天皇の勅命によって弘法大師が開創し、そのとき刻まれたのが5.6㎝の本尊、勝軍地蔵菩薩といわれる。羅漢堂に一歩入ると等身大の羅漢さんが300余も並んで、一種独特の雰囲気である。
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4技の館
上板町の古くから伝わる工芸、藍染、阿波和三盆糖などの製作の見学や体験を通じ、その豪快で繊細な「技」の数々にふれ、豊かな自然の恵みを感じたり、地域の物産を活用した「食と健康」について学んだりすることができる体験型観光施設である。