愛媛県 四国のみちガイド

支6 四国カルストルート

支6 四国カルストルート

四国カルストルート6つのコースの中で、最も雄大な大パノラマ風景が楽しめるコースになります。愛媛県・高知県の四国カルスト県立自然公園の中心的な箇所で、起点の地芳峠から終点の天狗荘までの県境沿いの稜線にある、愛媛県道・高知県道383号四国カルスト公園縦断線をとおるコースです。本コースは全線舗装されており、車での利用も可能となっています。標高が高く、冬季は路面凍結のため通行止めになっていますので、利用にあたっては事前にインターネット等で道路情報の確認を行ってください。近年は、自転車での訪問者も増えています。姫鶴荘近辺にある四国カルストレンタサイクルでは、話題のE-BIKE(スポーツ型電動アシスト付き自転車)も準備されています。四国カルストは、日本でも有数のカルスト台地で、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台とともに、日本3大カルストとも言われています。四国カルストの歴史:約3億年前に赤道付近の海底火山の活動が始まり、約2億5千年前に活動が終わりました。その山頂付近にサンゴ礁等が堆積して出来た石灰岩が四国カルスト県立自然公園内に見ることが出来ます。火山山頂のサンゴ礁から出来た石灰石が移動する海洋プレートに運ばれ、四国沖の南海トラフで大陸のプレートの下に沈み込んでいくときに削り取られて残ったものが約200万年前に四国山地の造山運動で標高1,400mまで押し上げられて出来たそうです。(カルスト学習館より引用。高知県津野町)

カルスト学習館:http://karusutogakusyuukan.com/index.html

支6 四国カルストルート(7.4km)

※下記表はスクロールしてご覧ください。

撮影ポイント

姫鶴平休憩所[案内板]

認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身を入れた写真を撮影してください。

近隣の観光SPOT

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    姫鶴平(めづるだいら)

    通称「四国の屋根」と呼ばれる日本三大カルストの一つである四国カルストの中心部に位置するなだらかな丘陵地で、愛媛県有数の酪農地帯です。白い岩肌の石灰岩が緑の大草原に混じって点在する光景に加えて、春から秋までは牛が放牧された牧歌的な風景を見ることが出来ます。また、宿泊・食事が可能な「姫鶴荘」(4~11月営業)や、四国山脈の稜線を一望できる広場、キャンプ場などもあります。姫鶴平は久万高原町の南端付近にあり、天気が良いときは西日本最高峰の石鎚山(標高1,982m)が見えます。石鎚山は西条市と久万高原町にまたがる市町境にあり、久万高原町の北端にあたります。姫鶴平からの直線距離は約36km。久万高原町の広さが実感出来ることでしょう。姫鶴平の駐車場から五段高原の方角のカルスト台地の眺めは壮観です。地元の方の証言記録では、昭和30年(1955年)ころまで姫鶴平(めづるだいら)や五段高原(ごだんこうげん)は、地元の人も行かないような秘境だったそうです。

  • 2
    姫鶴荘(めづるそう)

    愛媛県と高知県との県境にあり、四国カルストのほぼ中心にある簡易宿泊施設です。久万高原町のお茶・乳製品のお菓子・アマゴの甘露煮や燻製なども販売しており、夏場には濃厚なミルク味のソフトクリームも味わえます。貸コテージの「姫鶴平コテージ」やキャンプ場も管理しています。冬季は閉鎖していますので、事前確認が必要です。

  • 3
    姫鶴平キャンプ場

    標高が約1,300mの場所にあるので、真夏でも過ごしやすいキャンプ場です。360度広がるパノラマの中でキャンプを満喫されたい方におすすめです。満天の星空も楽しめます。お気軽にご利用ください。ご利用の際は、簡易宿泊施設「姫鶴荘」のフロントまでお声がけください。

    「姫鶴平(めづるだいら)キャンプ場」
    〒791-1802 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8117番地
    https://yanadani-skk.jp/stay/camp

  • 4
    五段高原(ごだんこうげん)

    五段高原は四国カルストの中でも景観が優れており、晴れた日には東に室戸岬、北に石鎚山が遠望できます。車道の無い時代には、人々は歩いて越えていましたが、急な坂道を登る途中、緩い区間が5つあったことからこの名前が付いたと言われています。標高は最高点の五段城で1,456m。近くの笹原には「巨人の踏切」と呼ばれる6m2ほどの窪地があります。この付近には大小のドリーネ(石灰岩が雨水によって浸食された窪地)が集まっています。特に大きいドリーネは直径が8m、深さは5mあります。

  • 5
    猪伏(いぶし)大トチ遊歩道

    四国のみちとは外れますが、ウォーキングと森林浴が同時に楽しめる遊歩道です。片道約2km。入り口にトイレと駐車場があります。舗装されていない遊歩道のため、簡易な運動靴があると良いでしょう。苔むして露出している石灰石や朽ち果てた倒木を眺めながら遊歩道を進んでいくと、地元で「ケヤキ平」と呼ばれ、親しまれている四国カルスト高原の下に広がる天然林の中には、樹齢約200年から600年のケヤキやトチノキの巨木群、その周辺には苔むした岩やモミ、ツガの針葉樹、クマシデ、ブナの広葉樹林等大径木が多数樹立しています。その中で、樹齢約600年の「猪伏(いぶし)の大トチ」は、林野庁が選定した「森の巨人たち百選」に選ばれており、樹高30m、幹周が626cmに及ぶ巨木です。遊歩道の途中には「白亜の湧水」と呼ばれる湧水があります。
    https://www.iyokannet.jp/spot/4408

  • 6
    天狗荘(てんぐそう)

    四国カルストの東端に位置し、標高1,485mと四国カルストの中で最も標高が高い天狗の森のふもとにある天狗荘です。愛媛県と高知県の県境に建ち、売店、レストラン、宿泊施設が併設されています。雪遊び用品のレンタルなども行っており、四国カルストのレジャー拠点の1つと言われています。令和3年1月時点で改修工事中。春は新緑、夏は高山植物、秋は紅葉が楽しめることでしょう。遊歩道が難易度別に整備されており、ハイキングにお勧め。近隣のカルスト学習館やセラピーロードもお勧めです。「天狗の森」の周辺は、シラカバやアカマツの自然林が生い茂り、カルストとは違った風景をみせています。森の頂からは、標高1,000m級の四国山地の尾根の連なりを見ることができ、天気が良い日には遠くは太平洋まで見渡せる大パノラマを堪能できます。

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    四国カルストレンタサイクル

    四国のみちを歩いて来られた方も、自動車で来られた方も気分を変えて自転車で四国カルストを満喫することが出来ます。話題のE-BIKE(スポーツ型電動アシスト付き自転車)も準備されており、思い出になることでしょう。

    受付:四国カルスト姫鶴荘横 カルストレンタサイクルステーション
    〒791-1802 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8111
    営業期間4月上旬から11月上旬頃まで
    ※天候により実施できない場合があり。令和2年度時点で、導入台数E-BIKE 5台、クロスバイク 4台です。
    https://event.kuma-kanko.com

四国のみち踏破記念制度

県内コースの踏破
この制度は、一つの県の四国のみち全コースを踏破した方に認定証を交付するものです。
認定証を希望する方は、各コースの定められた撮影ポイント(撮影ポイント マーク)で申請者自身を入れた写真を撮影し、全コースの写真が揃ったら、それぞれの写真にコースの感想など簡単なメモを付けて住所、氏名、年齢、各コースの撮影年月日を明記のうえ、そのコースがある県の担当課に提出してください。
審査のうえ、県内コースの踏破認定証を交付します。
四国全コースの踏破
四県の全コースを踏破した方は、四県分の認定証をいずれかの県に提出してください。
審査の上、四国全コースの踏破認定証を交付します。

各県担当課へのお問い合わせはこちら ▶ 愛媛県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県